[メイン3] パワポケ : 「よいしょ……」

[メイン3] GM : 【弟の部屋】
扉を開けて中へ入ると、ごく普通の部屋が広がっていた。棚の上に飾られた鉄道の模型や、少年漫画の並んだ本棚、そこかしこに貼られた褪せた戦隊キャラもののシールなどから、なんとなく少年の部屋に思える。窓からは日差しが射し込んでいた。窓の他に机、本棚、ベッド、ごみ箱がある。

[メイン3] パワポケ : 俺はその妙に生活感のある光景に、思わず動揺した。等身大の少年がすぐさっきまで住んでいた、そんな感じがするほどの雰囲気の部屋だ。

[メイン3] パワポケ : 上から、窓、机、本棚、ベッド、ごみ箱に全て目星いいですか!

[メイン3] パワポケ : x5 CCB<=90 目星 #1 (1D100<=90) > 27 > 成功 #2 (1D100<=90) > 65 > 成功 #3 (1D100<=90) > 27 > 成功 #4 (1D100<=90) > 16 > スペシャル #5 (1D100<=90) > 45 > 成功

[メイン3] GM : 【窓】
外から日差しが射し込んでいる。窓の外には住宅街らしきものが見えるが、人の気配はまるでない。窓は何をしても開くことはない。窓際にはペットボトルに一輪の黄色い薔薇が飾られている。

[メイン3] GM : 【ベッド】
明るい色で纏められたベッド。整えられている。
シーツの下から一枚のメモを見つける。

[メイン3] パワポケ : 「ん……なんだ?」

[メイン3] パワポケ : 俺はシーツの下にあったメモを、ひょいっと取って見てみた。

[メイン3] GM : 「あいつが優勝のとき、俺はいつも準優勝」

[メイン3] GM : 【机】
少女より年若そうな少年、その母親らしき女性、父親らしき男性が並んだ写真が飾られている。家族写真のようだが、不思議なことにその顔がもやがかったようにぼやけている。
引き出しに、ぐしゃぐしゃに丸められた紙が敷き詰められている。開いてみると、80点や90点のテスト用紙だった。その中に紛れ込むように、円い木の板を発見する。デフォルメされた絵柄で少年と少女が並んで描かれているが、顔のパーツは描かれていない。

[メイン3] パワポケ : 俺は、メモを見て。ほんのちょっぴり、気持ちがわかりつつも。これにもまた謎が秘められているのだろうか? そう思いながら、机を見ると……。

[メイン3] パワポケ : 「何だこれ…………!?」

[メイン3] パワポケ : 顔のパーツが描かれてない、少年に、少女に……いや、まさか、これもまた偶然だろう。

[メイン3] GM : 木の板に触れました?

[メイン3] パワポケ : 触ってないので、触ります!

[メイン3] GM : あなたがその木の板に触れた瞬間、ふと気の遠くなるような感覚がした。直接流し込まれたかのように、見覚えがないはずの映像が頭の中を駆け巡る。

あなたの視線は、目の前にあるごみ箱に一心に注がれていた。何かの紙を熱心に細かくちぎり、目の前のごみ箱へと落としている。あなたはただひたすら、それを執拗に繰り返していた。そうして手の中の紙が全てなくなったところで、あなたの意識は覚醒した。
不可解な現象にSANc(0/1)

[メイン3] パワポケ : 1d100<=44 SANc (1D100<=44) > 60 > 失敗

[メイン3] パワポケ : 「うわっっ……んん? 何だ今の……」

[メイン3] パワポケ : 一瞬だけ、何か幻を見せられたようだ。

[メイン3] パワポケ : ……俺は、ごみ箱に何かの紙を細かくちぎって堕としていた。野球選手ならここは投げるのが良いところだが、いやそんな冗談言ってる場合じゃあないな。

[メイン3] パワポケ : ……ゴミ箱、か。ゴミ箱……そうだ、あとは本棚とゴミ箱……見てみよう、か? 本棚を先に調べて……

[メイン3] GM : 【本棚】
マンガ本や教科書などが多くみられる木の本棚。
ある一冊のマンガの中で、登場人物があぶり出しを行っていた。やり方は簡単で、果物の汁や酢などの酸性の液体を絞り、それを使って筆や綿棒で描くとあぶり出しになると記述されている。

[メイン3] GM : 【ごみ箱】
よく見かける小さいごみ箱。中にはなにも入っていない。

[メイン3] パワポケ : ……へえ、そう感心しながらも何故、俺はこの記述をじっと見つめたのかわからない……何かの、役に立つだろうか?

[メイン3] パワポケ : そして肝心のごみ箱はというと……

[メイン3] パワポケ : 「何も、ないな……ちぎれた紙、入ってると思ったけど……まぁ幻は幻、か……」

[メイン3] パワポケ : そう自分に言い聞かせる。

[メイン3] パワポケ : とりあえず、あらかた調べた。もう一度調べようにも、俺の頭じゃあ……妙な感じしかわからない。

[メイン3] パワポケ : …………。ふと、俺は収穫の一つや二つ持って行ってもいいのではないかと思った。

[メイン3] パワポケ : このまま手ぶらで帰ってきて、他の人にまた一から探させるのも酷だ。

[メイン3] パワポケ : 本棚で見つけた、あぶり出しの記述のある漫画。そして……この木の板は持っていくべきだろうか? ……持って行った方がいいかな……もう触っても何もないなら、持っていこう。

[メイン3] パワポケ :  

[メイン3] パワポケ :  

[メイン3] パワポケ :